最新のモジュールを無償で提供

四半期毎に無償アップデート

SAP®Business ByDesign®(以下、ByDesign)は四半期ごとのアップグレードおよび随時パッチ適用が提供されます。これらの費用はByDesignのサブスクリプションに含まれているため、追加費用は発生しません。また、更新作業はデータセンターでSAP®が実施致します。

税制改正をはじめとした会計システムに影響を与えるイベントは定期的に発生するため、そのたびにシステム改修が必要になります。特にスクラッチ開発や、パッケージであってもアドオンを多用している場合は、現行システムと新機能の差分調査や影響範囲の調査、影響箇所の改修が必要になります。影響範囲によっては改修作業に相応の期間とコストがかかるため、バージョンアップを機にシステムの入替を選択するケースもあるほどです。お客様都合ではないソフトウェアのアップグレードや法令対応のために、長期的な準備を強いられることがあるほか、古いシステムを維持するための予算と人員が必要になることもあります。アップグレードによる影響範囲を調査した結果、「影響範囲が特定できずバージョンアップを見送った」「改修箇所が多すぎてバージョンアップの期限に間に合わなかった」という事例もあります。サポートされないバージョンを利用し続けることにより、セキュリティ面での脆弱性を抱えたまま利用せざるを得ないという企業も少なくありません。

ByDesignは、標準のビジネスシナリオに業務を合わせる「Fit To Standard」をコンセプトとしたソリューションであるため、アドオン開発を最小限に抑えることができ、影響範囲の調査や確認に大きなコストをかけることなくシステムのアップデートが可能です。ByDesign上のアドオン開発やカスタマイズ開発は、標準機能に影響を与えない仕組みになっており、バージョンアップ作業も法改正対応もSAP®が実施してくれるため、ユーザーはこれらのことを意識することなく、常に「最新の機能」「法令順守」「強固なセキュリティ」が守られた状態で利用することができます。
四半期毎のアップグレードイメージ

日本国内の法改正にも対応

ByDesignは多数の国で使用できるよう、言語だけでなく、商習慣、文化や法律に合わせてローカライゼーションされています。日本もその対応地域となっており、日本の法令を遵守できるよう、国内の法改正に合わせて機能拡張されています。これも四半期毎の標準アップグレードの範囲で無償提供しています。

常に最新技術へアップグレード

四半期ごとのアップグレードでは、最新技術を反映させた機能拡張だけにとどまりません。ユーザーエクスペリエンス向上のためのビジネスシナリオの更新やモバイルデバイス用の機能追加、処理速度を高速化するためのプラットフォームの増強など、お客様のビジネス価値を向上させる、あらゆる側面でのアップグレードを図っていきます。

また、これらのアップグレードは、ローカライゼーションが提供されている各国の法的要件とコンプライアンス要件が考慮されたロードマップが計画されています。

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