トーエイ工業株式会社
導入事例

入れ替えの方針は「システムに業務を合わせる」。
業務の標準化により、属人化の解消と業務精度の向上を実現。

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業務用厨房機器の輸入、販売およびメンテナンスを提供しているトーエイ工業株式会社。日本市場に適合した機器の選定・提供により、
競合他社との差別化を図るとともに、取引先との関係構築や業務生産性向上を通じて、さらなる事業の成長を目指しています。

■SAP Business ByDesignを活用している部署
全部署(営業部、管理部、海外渉外部、総務部、技術部)

■SAP Business ByDesignで効率化を図った業務
受注・発注管理、品目管理、在庫管理、会計管理

導入前の課題

・旧システムは15年間稼働していたため、老朽化のリスクがあった。

・旧システムに実装したカスタマイズにより、業務が複雑化していた。

・旧システムはオンプレミスだったため、災害時におけるリスクが    

 あった。

導入の決め手

・業務の適合率が高く、業務の標準化・生産性の向上が実現できると

 感じた。

・クラウド上で稼働するシステムのため、災害時の対策としても有効

 だった。

自社で別途運用しているシステムとの連携が可能だった。

導入後の成果

・システムの入れ替えに伴い、業務を見直すとともに効率化が実現

 できた。

・業務が標準化され、精度が向上。特に棚卸し業務においては大幅に

 精度が向上し、乖離を約50%削減することができた。

・専用伝票が不要になり、複数台配置していたプリンターの台数が

 一台で運用可能になった。

導入前の課題

約15年活用してきた旧システム。
安定稼働していたが、老朽化やBCPのリスクもあった。

弊社は、日本の飲食店に適応した業務用厨房機器の輸入、販売およびメンテナンスを行っており、 チキンを揚げるプレッシャーフライヤーやピザを焼くコンベアーオーブン、コーヒーマシーンなど、さまざまな機器を取り扱っています。

輸入や販売という業務では、受発注・在庫数などの管理が必要になるため、弊社では自社の建物内に物理サーバーを設置し、そこにオンプレミス型の業務システムを構築して、管理・運用を行ってきました。期間にして約15年間、この旧システムを活用していました。

トーエイ工業株式会社 総務部 新垣 健蔵さま

旧システムの活用にあたって課題になっていた部分は大きく2つあります。

1つ目は環境面です。旧システムは安定して稼働していたものの、長期にわたる運用だったため、やはり老朽化のリスクは年々高まる一方でした。システムに関してはメーカーのサポート終了が迫っていましたし、物理サーバーも筐体自体が古くなっていました。

また、15年前の時点では、冗長化など安全性対策に関する注目度が現在よりも低く、災害時に早期復旧できるような仕組みがなされていなかったため、BCPの観点から見てもリスクが高いという欠点もありました。

2つ目は業務面です。15年前は個社向けに細かなカスタマイズを行うのが主流でした。弊社でも、基本業務プロセスとは別に、個社向け業務プロセスをシステムに組み込み、対応していました。しかし、これが現在の個社向け業務プロセスとマッチしておらず、結果、業務を複雑化する要因になっていました。

こうした課題を踏まえて、根底を支えるIT基盤の見直しが必要であると判断し、2017年の夏より本格的に入れ替えの検討を始めました。

導入の決め手

「SAP Business ByDesignなら実現できる」という確信

新システムの候補には、最終的に3製品挙がっていました。

そのなかからSAP Business ByDesignを選んだ決め手としては、まず業務への適合率の高さです。 販売管理・在庫管理・会計管理などの基幹業務を行うための機能が網羅されており、あらゆる業務が 滞りなく行えると感じました。

また、SCSK Minoriソリューションズはプロトタイプ型の開発手法を採用しており、       導入前の段階 から実際に画面を見て触ることができます。

どのような操作で何ができるのか、実際の業務フローを明確にイメージすることができましたし、SAP Business ByDesignなら        業務の標準化と生産性の向上が実現できるという確信にもつながりました。

そのほか、他社製品と比較して導入費用が低コストだったこと、導入から稼働までの期間が短いこと、クラウドシステムだったことも     決め手です。クラウド移行により、当初の課題だったBCP観点のリスクを低減することにもつながると思いました。

弊社では別途、製品の個体管理に使用しているシステムも稼働しているのですが、このシステムとの連携が可能だったという点も、      他社製品にはない大きなポイントでした。

導入の成果

システムに業務を合わせることで、業務が「正しい形」に。

SAP Business ByDesignの導入にあたっては、「業務にシステムを合わせるのではなく、システムに業務を合わせる」という方針を打ち出し、ビジネスシナリオやカスタマイズは必要最低限にとどめました。

これによって、旧システム時代には部署によって異なっていた業務フローが標準化され、他部署であっても理解ができるようになり、業務の分散も可能になりました。業務複雑化の要因となっていた個別業務プロセスについても、システムに合わせて制度自体を廃止することにより、シンプルな運用が実現できるようになりました。

システムに業務を合わせるという方針は、社員自身が業務を根本から見直すよい機会にもなったと思います。業務に対する社員の理解度も   高くなりました。

また、こうした業務の標準化、複雑化の解消により、業務の精度が目に見えて分かるほど向上したと感じています。

特に管理部が担当している棚卸し業務に関して、これまでは実際に数えた在庫数とシステム上の在庫数が大きく乖離していたのですが、   SAP Business ByDesignに切り替えてからは差額を50%ほど削減できています。これはとても大きな効果です。

そのほか、弊社では複写式の伝票を活用してきたのですが、SAP Business ByDesignに移行してからは、A4のコピー用紙にすべて統一できる   ようになり、専用伝票を発注する手間がかからなくなりました。各部署に2・3台ずつ置いていたプリンターの台数も1台で業務が回るようになるなど、さまざまな部分で効果を実感しています。

入れ替え当初は、旧システムとのギャップもありました。Minoriさんには長い期間をかけて、関係者各位にユーザートレーニングを行って   いただいたのですが、やはり15年間使ってきたシステムからの移行のため、「ログインの仕方が分からない」「操作方法が分からない」など  大小さまざまな問題が生じました。

こうして現在安定稼働できているのは、業務を改善するというトップダウンによる明確なビジョンが共有されていたこと、現場がしっかりと  それに応じたことが大きいと感じています。苦労も伴いましたが、結果的に業務が正しい形になっています。

今回、SAP Business ByDesignへの入力業務の一部をMinoriさんのRPA製品『MinoRobo(ミノロボ)』でカバーするなど、さらなる効率化も 目指しました。

MinoriさんはSAP製品以外にもさまざまな商材に知見があるため、今後もMinoriさんにしかできないご提案を期待しています。        基幹システム以外の領域でも、引き続きお世話になりたいと思います。

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